国際儀礼(プロトコール):服装

服装のエチケットは、いたずらに金のかかった服装を着ることではなくて、自分に似合い、かつ、その場にふさわしい服装を正しく着ることです。つまり、TPO(Time,Place,Occasion)にあわせることがポイントです。

男性の正装は、夜会のホワイト・タイおよび略正装のブラック・タイであり、昼の正装はモーニングおよび略正装のサック・コートです。

女性の正装には和装、洋装がありますが、基本的には自分の個性や体つきに似合う服装を選び、上手に、かつエレガントに着こなすことが肝要です。

たとえば、日本では結婚式および披露宴が午前または午後遅く(夜)であっても、モーニング、留袖、振袖を着用していますが、夜の結婚式にモーニングを着用するのは、外国人が見たら奇異にうつります。ブラック・タイまたはサック・コートを着用するのが正しいのです。

外国では、結婚式および披露宴が、午前または午後遅く(夜)行われる場合、男女とも服装の着用分けをします。男性の服装は前述のとおりで、女性の場合は、午前から午後にかけてアフターヌーン・ドレスまたはスーツを着用し、午後5時以後であればカクテル・ドレスまたはロング・ドレスを着用します。したがって、各オケージョンにマッチした服装をしないと恥をかくことになります。

(出典:「国際儀礼に関する12章プロトコール早わかり」外務省外務報道官/編集、財団法人世界の動き社/発行)

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