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日本語教育リソースルーム



ことば の あたたかさ
(運営ボランティア 大塚)


最近、誰かのために文字を書く、という事をしていますでしょうか?パソコン、携帯電話でのメールが普及し、SNSやブログが巷に溢れる昨今、文字を書く機会はぐっと減ったんではないでしょうか?

手書きの文字には何とも言えない温かさがありますね。(。。。ネット上でそんな事言うな、って感じでしょうけど。。。)学生の頃『私は近代文明が嫌いです。よってレポートは全て手書き!』などと言う学生泣かせ(むしろ学生怒らせ)の教授が居た事も今となっては良き思ひ出です。

私事ではありますが、先日ちょっと落ち込んでいた時に、会社の同期の友人は手紙をくれました。(ちなみに彼女は横浜在住です)これだけ技術が進化した世の中、彼女も私も携帯電話ぐらい持っています。電話でもメールでも良かったんです。なのにわざわざ便箋を買い、文を綴り、切手を貼って、名古屋まで郵送する、と言う手間のかかりよう。

同じ文章でもメールでは無機質になりがちですが、手紙ではこの上なくハートウォームに仕上がります。たとえ字がへったくそであったとしても、文章が稚拙であったとしても、手書きの文字にはその人の「心」が5割増くらいで注入されます。

「だから自分で書くことを大切にしようよ!」と言うのが私のポリシーなのですが、先日「おぉ・・・」と思うものがありました。

琴欧洲関のブログです。
→ http://kotooshu.aspota.jp/←か、かわいい・・・(´∀`o)。。。
このブログを読んでの私の第一声です。

正直、日本語的に見ればツッコミを入れたい点は何点もあります。「ちょっとお兄さん私が教えたろかー?」(←おせっかいオバさん)と思う所もあります。
が、これはこうじゃなきゃいけないのです。もし仮にこのブログが漢字をふんだんに使い、流暢な日本語で毎日更新されていたら。。。きっとブログ開かないでしょう。平仮名だらけで、時々ちょっぴり妙な日本語。でも優しくて気持ちがほっこりする、そんなブログだから良いんです。今まで琴欧洲関にさして興味は無かったのですが一気に好きになりました。(その直後、結婚報道を知り一気にがっかりしました)

結局のところ、媒体は何であれ「どう書くか」ではなく、「何を書くか」なんですね。読む相手の事を思えば自然と心は入るものなんだなぁ。。。なんて、ぼんやり思ったある日の午後でした。

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