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日本語教育リソースルーム



 ツイていない、と思ったとき  
(運営ボランティア 加藤のの)
 
 もうすぐ新学期。多くの子どもたちは、初めての教室で新しい友人と出会うことになるでしょう。新しい教科書におろしたてのノート。「さぁ、がんばるぞ!」とひそかに燃えている子がいる一方、不安な気持ちを抱えている子も少なくないはずです。

 実際、すべてが順調に進むわけではなく、「仲良くなろうと思って声をかけたのに無視された」「授業中おしゃべりしてる人を注意していたらこっちが先生にしかられた」「鬼ごっこで鬼を見ながら必死に逃げていたら鉄棒に頭をぶつけた」など、聞いているこちらは思わず笑ってしまいそうなことでも、子どもたちはしょんぼりしてしまいます。

 そんな時、活用するのが「運ポイント制度(略して運ポ)」です。日常生活の中で、何かちょっとツイていないなと思ったとき、つまり、心の中で(ちぇっ!)と思ったそのとき、運ポが1チェ貯まるのです。子どもに限らず例えば、「目の前で電車のドアが閉まって行ってしまった」という小さなものから「会社の内定が取り消されてしまった」という深刻なものまで、内容によって獲得できるポイント数は違いますが、誰でも貯めることができます。(注:「テストの点数が悪かった」などという運以前のものについては対象外です。)
 ある程度運ポが貯まると、自動的に何らかの幸運と引き換えられます。こまめに交換される人もいますし、充分貯まってから交換される人もいます。

 嫌なことがあった日の会話はこんな感じです。
「すごくムカつくことがあったけど、その分、運ポが貯まるから、ま、いっか。」
「オレも今、運ポだいぶたまっとるに・・・。」
「私、このところずっとたまってたんだけど、このまえ全部すっきりしちゃった!」

 私は先日、ある抽選でミュージックプレーヤーが当たりました。もちろん跳びあがって喜びましたが、せっかく貯めたポイントをまた1チェから集め直さなければならないと思うと、なんだかもったいないという気さえしてきます。

もし、あなたがいま不運続きだと感じているなら、どうです?運ポがだいぶ貯まっているのではないですか?いつかその運ポに見合った素晴らしい何かと、引き換えられそうな気がしてきませんか?気長に、楽しみに待っていましょう。



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