TOP > 日本語教室 > 日本語教育リソースルーム > リソースルーム・ニュース > 2003.10.2更新

日本語教育リソースルーム





★ 「教材活用のための参加型ワークショップ」勉強会を開催しました。

7月26日(土)14:00〜15:00くらい

リソースルームの勉強会報告

今回は
「オリジナル教材、インターネット教材の活用」

手作り教材やパソコンを使っての教材活用などについて、全員参加型の勉強会を開催しました。
今回は、事前に参加表明された方々には、「今、お使いの教材などがあれお持ち下さい。」また、話し合いたいテーマがあればお伝え下さいとあらかじめお伝えしてありました。

ところが!始まってみれば当日参加の方々が10名、合計13名のリソースルーム始まって以来の大人数での勉強会となりました。
まずはアイスブレーキングの自己紹介と実際に活動されている方には
「こんな教え方をしています。」
「こんなことで困ってます。」
ということをお話いただきました。

 あらかじめ寄せられたご質問やその場で出た質問です。


Q@「他の教室ではどんなオリジナル教材を使っているのかな?」
A@ 参加された方々のお持ちくださったオリジナル教材では、
 日本のことを学ぶために作られた教材
 自分の住んでいるところの情報を扱った教材

また、コーディネーターの中山さんからは、
まったく日本語の話せない人が教室に来られたときに使うように準備した
 「各国語版の言葉カード」などの紹介がありました。
   例えば「こんにちは。」
    「私は○○です。」←○○はインタビュアーの名前
    「あなたのお名前は。」
    「少しお待ち下さい。」など
   <教室でつかう言葉>は、早く覚えてもらえばそれだけ学習効果もあがりそうですね。


QA「イラストの苦手な人にお進めの教材は?」
QB「インターネットで利用できる日本語教材は?」
AA
AB
A、Bこちらの質問には中山さんから、
「絵カード」「ミニュチュア」や、教材の素材となるイラストが提供されている
WEBサイトの紹介がありました。また、以前の勉強会では小さなもの(切符とか)
であれば実物を見せるといった話がでています。
 また、リソースルームには「絵を描いて教える日本語」という本もありますよ。


QC「学習者が目と耳で楽しみながら学べる教材は?」
AC 例えば、「食材のカードを準備してから、今日は何を作りましたか?という質問をして、
自分の作った料理の食材を集めてもらう」ゲームを参加者の方から、紹介していただきました。
 また、ちょっと違うかも知れないですが、学習者の身近なものを使うということも
よいのではないでしょうか、この例で紹介されたのは、「宅急便の送り状」、同じ送り状
でも各社の表記されている言葉が違うので外国人は書き方に迷ってしまう。
これを準備して自分の住所、名前などを書けば、実用的な書き方を練習できます。
というものでした。


「教材のこんな使い方 ご存知ですか?」
   日本語教室とは違い、ボランティアの日本語教室では市販教材の1課分の量が多いという話がありました。その中で「1回の分量が多すぎると“げっそり”するので、1回で終わる分量を小出しにして、ファイルなどで保管すると、うまく積み上がりますよ。」という話も出ていました。(小さな成功の積み上げですね〜。)



 最初は、みなさん緊張してらっしゃったのか、なかなか、言葉が出てこなかったようですが、最後の方では、皆さんの活動の一端が垣間見える発言が多々飛び出して、時間もあっという間に過ぎてしまいました。
 いつものことですが、リソースルームのボランティアも学ぶことの多い勉強会でした。皆さんのアイデアには本当に感心してしまいます。

参加者の方々の感想、コーディネータの中山さん、リソースルームボランティアからのひとことです。

参加者のみなさまから
■斎藤さん発表された方達の独自の教材について、すぐに役立つというものではありませんでしたが、各教室の様子を興味深くうかがいました。また、教えていただいたサイトにもこれから参考にさせていただきたいと思っています。中級以上の教材についても今回のような機会があれば参加したいです。

■松永さん短い時間でしたが、いろいろなやり方をお聞きすることができました。パソコンを使っての新しい情報を取得できたのはとてもよかったと思います。このような交換会や勉強会が月に1回でもあれば横のつながりもできて、情報交換もさらに活発になるのではと思います。皆さんもそうだと思いますが、自分のやっていることが手探り状態で、これでいいのか、もっといいアイデアが無いのかと考えていますから、今後もこのような活動に期待しています。

■今村さん先生や皆さんのお話の中に、今の自分にとって直接役立つキーワードがいくつかあり、勉強になりました。もう少し(個人的にお話できるような)時間があったら、いろいろお尋ねしたかったのですが、残念でした。

■寺尾さんリソースの情報がたくさん得られた事はとても良かった。まだ、各HPのすべては見ていませんが、これからすこしづつ見ていくつもりです。

■伊藤さん知らないことが多く、勉強になりました。

■金木さん参加者の皆さんの熱心さに圧倒されました。また、良くアイデアを思いついていらっしゃるなと感心しました。また、パソコンでのいろいろな情報収集の方法に驚きました。

■野田さん中山さんの、各種HPの活用や、インタビューカードの作り方など、わかりやすい説明で勉強になりました。外国人向けに言葉を集めたり、手間のいる仕事ですよね。コーディネータ、参加者ともに主体的な身の入れようで敬服しました。

これ以外に、ほとんどの皆さんが思っていたこと、「時間が短い!、最低2〜3時間は欲しいよね〜」「みんなでこんな風に機会を作って話せれば、いろいろ情報交換できる。」ということでした。

■中山さんから
日本文化、古典文学を学ぶための教材や居住地域に即した内容のオリジナル教材を持ち寄ってくださったかたがた、ありがとうございました。当初 この勉強会への参加申し込みが3名でしたので 皆で和気藹々アットホームな問題提起&情報交換の場になることを予測していましたが当日は予想を大幅に上回る、過去最高の13名ものかたにご出席いただき、勉強会の冒頭、皆さんの自己紹介で15分が経過し、残りの45分「かけ足」での進行となり、あっという間に時間終了を迎えてしまいました。もっともっと出席者相互間での意見・情報交換の時間をとりたかったのですが残念ながらこれからというところでターイムアップ♪ 次回この続きはまたいつか日をあらためて勉強会をもちたいと思っていますのでその節には皆様どうぞよろしくお願い致します。

■リソースルームスタッフ三村さん
 今回の参加者13名は、このシリーズ最多数を記録。担当スタッフ大感激!内容も、教材リソース元のHP紹介を含め具体的な解説や、はるばる恵那からご参加の松永さんからずばりオリジナル教材を紹介いただいくなど、より充実していて、それなりの評価をいただけたかと思います。 これから日本語ボランティアをはじめようとする人、ベテランの人それぞれ教材への関心が高いことを実感しました。 一方2,3、の参加者からの質問によって、「ワイ・ガヤ勉強会」実施のPRがイマイチかと感じたのも今回の収穫で、今後、テーマ・概要・日時などを極力早い時期にお知らせすれば、一層多くの参加が期待できることと感じました。

みなさん、本当にありがとうございました。またのご参加をお待ちしております。


場所:あいち国際プラザ2階研修室2


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