地震についての知識
第7回 災害時の情報の入手方法



最終回は、「地震が起こる前に備えられること」についてお話します。

 6回に渡り様々な防災対策を紹介してきましたが、最優先に取り組みたいのは「自分や家族の命を守る地震対策」です。

 阪神・淡路大震災では、地震の揺れによって約5500名の方が亡くなり、その内約8割が家屋や家具の倒壊・転倒による圧死・窒息死でした。したがって、地震前から居住環境の安全性を高めることで、大切な家族や自分の命を確実に守ることができると考えられます。

 まず「家具の移動や転倒防止」を行ないましょう。特に睡眠中は一番無防備になるため、寝室から取り組むとよいでしょう。

 また、阪神・淡路大震災では約6割の人々が近隣の助け合いによって救出されました。自分が不在の場合、家族を守れるのは近隣の人々です。それには普段から、地域のお祭りやイベント、防災訓練などに積極的に参加して出会いの場を作り、隣人として付き合える関係を身の周りに作っておくことが大切です。

 また、仲間同士で外国人のための勉強会を開催し、地震についてお互いに理解を深める機会を作りましょう。

「地震で命を失わない」ために、「今」できることを確実に行なえば、地震を恐がる必要はありません。さぁ、今すぐ地震対策を始めましょう。