【STAFF TALK(第283回)】

先日、「平和」に関する取り組みをされているNPOの集まりに縁があって出席しました。その団体は、愛知万博の際に、「平和」をテーマでシンポジウムを実施した団体で、その後も、その精神を継承して高校生や中学生を対象に国際理解講座を実施されています。シンポジウムは「平和」をテーマに企画されていましたが、関係者間での意見の食い違いがあり、実施が危うい状態が続き、関係者の多くが疲弊していくのを目の当たりにして、目指す目標は一緒だが進め方や拘るところが異なり、合議がなかなかできなくて、まさに「紛争」状態でした。「平和」をテーマに集まった団体なのに、「平和」とは程 遠い状態にありました。その時に、よく聞いた言葉は、「暴言」「発言の否定」「嫉妬」「ねたみ」「保身」に関する事でした。先日の集まりでは、その時の模様が臨場感をもって話されていて、そこで、改めて思ったことがあります。身近なところが平和でなくては、世界の平和はありえないという事です。争いがなく平和であるために重要なことは、「相手の言葉に耳を傾ける」「相手の気持ちを尊重する」。特に「暴言」は争いを生む最大の原因となります。平和の静寂を破る最悪の行為です。身近なところでの平和をどうしたら保持できるのかを、国際理解や多文化共生の精神を広めようとするものとして、しっかり心に刻み、行動しなくてはならないと心から思いました。(T)

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