【STAFF TALK(第281回)】

「シャケトラ」という単語を聞いたことがありますか? 答えは、ワインの名前です。イタリア北西部に位置するリヴィエラ海岸には、チンクエ・テッレ(Cinque Terre)と呼ばれる5つの村があります。どの村も自然の地形を生かして海と断崖の間に築かれている絵本のような美しい景観の村々で、世界文化遺産にも登録されている有名な観光地になっています。村の主な収入源は漁とブドウ畑で、特にこの地域のブドウからつくられるワインは非常に稀少なことから、「幻のワイン」「貴族のワイン」として珍重されてきました。このワインこそが「シャケトラ(Sciacchetra')」です。独自の製法で作られるこの白ワインは、甘さがとても強くデザートワインとして食後に少しずついただくのが主流とのこと。気になるお値段は、貴族のワインというだけあってハーフボトルで50ユーロ(1ユーロは約120円)ほどと、気軽に飲めるものではありませんが少し奮発すれば手が届く値段でもあります。などと言っておきながら、実は私はイタリアに行ったこともシャケトラワインを飲んだこともありません。もちろん、現地の空気に触れながらこの味を楽しむことができれば最高なのですが、インターネットが普及・発展したいま、いつでもどこでも遠い地の文化や歴史、現地の味を堪能できるようになったのは幸せなことだと思います。この幻といわれるワインも、日本にいながらネット通販で購入できるとのこと。今回の寄稿をもってこれからは読者となる節目に、ちょっと贅沢してこの「シャケトラ」をいただき、気軽に楽しく国際交流の一端を堪能したいと思っています!(TT)

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